表彰の種類やおすすめの記念品についてご紹介

表彰制度は制定されていますか?いざ表彰するとなっても、どんな表彰をつくろうか、どんな記念品を贈るべきかなど、担当の方は悩まれることでしょう。ここでは、表彰の目的や役割、企業や各スポーツ競技などで贈られている賞の種類や記念品についてまとめてみました。今後、表彰を検討予定の企業の方はぜひ参考にしてください。

表彰の歴史

■表彰の起源

表彰の起源は古く、なんと紀元前300年以上より前まで遡り、当時の中国で君主が貴族たちに与えていた青銅器が起源といわれています。当時貴重品として扱われていた青銅器は地位や権威を象徴するものでした。しかし、秦の始皇帝時代に入ると、青銅器は日常生活で使われるようになり、権威の象徴としての価値がなくなってきました。そこで、竹や木に文字を記入した賞状が人事発令や勲章として使われるようになったのです。その後、紙の普及と共に、紙製の賞状へと進化していきました。

■表彰の目的

優れた功績を人々の前に明らかにして賞賛する表彰制度は、表彰される人の意識をさらに高めるだけなく、組織全体の活性化や業績の向上が目的です。企業においては、何らかの功績のあった社員を表彰することで、本人だけでなく周囲の人のモチベーション向上、さらに会社全体の活性化が目的となります。そのため、単なる慣例的な表彰を行うのではなく、表彰する本来の目的がしっかりと達成できているかを確認することも重要です。

■表彰の役割

・従来の表彰制度の役割

これまでは、企業において社員のお手本となるような個人またはチームを賞賛するものが多い傾向がありました。つまり、組織全体としてまとまるために、理想的な社員像を示すことが役割と考えられていました。

・現在の表彰制度の役割

最近は表彰のあり方や位置づけが少し変わってきています。これまでと異なる点は、社員の日頃の成果や努力を企業側がしっかりと把握することで、会社の方向性に合っていると考えられる成果に対して表彰しています。

・やる気を出させる表彰制度へ

単に給与やポストに反映させるだけでなく、社員のやる気を喚起させるために、表彰を活用している企業が増えています。優れた社員を褒めることで、会社の成長につなげていくことが目的です。

個人やチームの仕事上での行動が、周りの人から褒められる内容であると認められ、表彰という目に見える形で称えられています。このような表彰制度の在り方が最終的には会社の成長につながっていくと考えられています。

■表彰文化を広げよう

表彰は、相手の功績を認めていることを伝える前向きな行為ですから、表彰文化を広げることは、互いに認め合う社会を作り上げることといえるでしょう。

表彰というと、従来の表彰のイメージを抱く人が多いと思いますが、企業独自の目線でオリジナルな表彰をもっと増やしてもよいのではないでしょうか。ただし、アメリカのようなヒーローを賞賛する社会的風土は日本にはないため、日本の社会風土に合わせて、表彰の基準を明確にすることが求められます。

表彰の種類

表彰と一口に言っても、さまざまな種類があります。ここでは、企業・団体・学校と、スポーツ大会などの各種大会に分けてご紹介します。

企業・団体・学校

永年勤続

 永年会社へ貢献してきたことを称えるために贈られる永年勤続表彰。 一定の年数以上勤めた方に贈られる功労表彰です。10年・20年・30年など、勤めている年数によって表彰されます。慰労はもちろん、今後のさらなる活躍への期待と長きにわたりご本人を支えてきたご家族への感謝の意も込められた賞です。

感謝状

 永年勤続の功労や退職・退任などの際に感謝の気持ちを文章にしたもの。表彰状の一種として扱われますが、表彰の中でも、感謝の意を全面に出した内容となります。提携企業や販売店などへの表彰でよく使われます。

達成賞

 社内で支社や営業所ごとに設定した販売目標値を達成した場合などに授与する賞です。目標の種類に応じで、○○○○達成賞などと文言を組み合わせても良いでしょう。例えば、生産現場においてはコスト低減を目標とした達成賞を検討できるのではないでしょうか。

社長賞

 企業トップの社長から貰える栄誉ある賞です。自分の積み重ねてきた努力が社長に正当に評価されるのは自信につながり、さらに仕事への意欲が湧いてくるでしょう。

功労賞

 日頃から骨折りや労苦を伴っている功労者の功績を称えるための賞です。さまざまな功労賞がありますが、たとえば、医療功労賞は、離島や発展途上国などで長年にわたり地域に密着した医療活動を続けている医療従事者に贈られる賞です。

皆勤賞

 学校でもおなじみの身近な賞ですね。皆勤賞は、職場や学校に欠勤(欠席)、遅刻、早退せずに出勤(出席)した人を表彰する賞です。学校や会社によって皆勤賞の定義は変わり、忌引きや早退などは許容される場合もあります。

新人賞

 入社から1年以内に優秀な成績を収めた、最も活躍した新人を表彰する賞です。会社の将来の担い手としての期待が込められた新人賞に選ばれることはとても名誉なことです。文学界新人賞は、年に1度募集され、受賞すると作品が文芸雑誌「文學界」に掲載されることで有名ですね。

スポーツ大会などの各種大会

MVP

 英文表記“Most Valuable Player”のMVPをとって名付けた、年間を通じて一番優秀な成績を収めた選手を表彰する賞です。

殊勲賞・敢闘賞

 殊勲賞は特筆すべき働きで活躍した選手に贈られる賞であり、敢闘賞は競技で果敢に闘い、全力を尽くした選手などに贈られる賞です。

監督賞

 監督賞とは、文字通り、試合で活躍した選手を監督が選んで贈る賞です。通常、金一封が渡されます。選手にとっては臨時ボーナスのようなもの。猛打賞のバッターや好投球のピッチャーだけでなく、犠打なども対象となることがあります。

表彰におすすめの記念品

仕事やスポーツ、または学術の分野で特に優秀な成績を上げた人を表彰する際に贈る記念品といえば、トロフィーや盾、メダルです。どれももらった人には良い記念になりますが、それぞれの特徴を見ていきましょう。

トロフィー

 競技会などで優勝者や準優勝者に贈られることの多いトロフィー。トロフィーにはさまざまな種類があり、デザインも多彩になってきています。種類ではカップ型、タワー型が一般的です。使用されている素材では、高級感のあるクリスタルガラス製も普及しています。スポーツ大会向けのトロフィーでは、プレイしている人の肖像など、象徴的なモチーフがあるトロフィーも多く見られます。

 社内表彰や認定証などに用いられることの多い記念品が盾です。盾は装飾できるパーツが多く、おもて面に文字を多く入れられるため、オリジナル製のある記念品を求めている方におすすめです。また、盾は表彰式などで直接手渡すよりも、自宅などに届ける場合も多いようです。

メダル

メダルと聞くと、オリンピックの金・銀・銅のメダルをイメージする人が多いと思います。スポーツ大会の記念品としてよく使われるメダルですが、トロフィーよりも広範囲で利用できるのが特徴。たとえば、永年勤続の表彰にはメダルが多く用いられます。安価なものでは1,000円以下で購入できるので、ちょっとしたイベントでの表彰にも活用できます。

いかがでしたか。さまざまな分野で表彰制度が活用されていますが、個人やチームの一定期間の仕事や成績が正当に評価される表彰は、働くものにとって目標となり、また企業側も表彰制度を活用することで、業績アップを目指し、会社の成長につなげることができるのではないでしょうか。表彰の導入を検討されている企業の方はぜひ参考にしてください。

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