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宮坂忠昌

宮坂忠昌

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渡邉幸恵

渡邉幸恵(アドバイザー)

お客様のご要望・お気持ちに的確にお応えし敏速にご提案いたします。

トロフィーの作り方と注文の流れを解説

トロフィーの素材を知ることは、仕上がりの雰囲気をイメージする上で役立ちます。素材やサイズなど、注文時に決める内容によって価格も大きく変わってくるため、事前にその特徴を知っておくと良いです。ここでは、トロフィーの作り方や注文の流れ、相場の価格などをご紹介します。

トロフィーの作り方

素材を決める

トロフィーには、様々な素材が使われています。最もオーソドックスで安価なものは、プラスチック製のものが多いです。その他には、金や銀、白金、パラジウム、ロジウムといった貴金属、鉄やアルミニウム、亜鉛などの卑金属、大理石、光学ガラス、陶器、アクリルなどが使われています。トロフィーの価格は、これらの素材によっても大きく変わってきます。素材それぞれの特徴を知り、予算に見合うものを選びましょう。

多く流通しているプラスチックにメッキ加工されたものは、見た目は美しいですが軽いです。台座に大理石などを使用していたり、一部金属が用いられていると重厚感が増します。真鍮やアンチモニー製のブロンズトロフィーは、小さくても光沢やずっしりとした重みがあり、華やかかつ高級感があるのが特徴です。光学ガラスやアクリル製のトロフィーは透明感やデザイン性の高さ、美しさが魅力です。

サイズを決める

トロフィーは、同じ形でもサイズ展開が豊富なものが多いです。このサイズによっても価格は異なり、大きければ大きいほど高額になります。タワー型トロフィーの場合、優勝者に贈られるトロフィーのサイズは65cm~80cm程度のものが主流。2位や3位、参加賞は順に小さいサイズのものを用意するのがポピュラーです。

これはあくまでも目安です。トロフィーの素材やデザインによってはもっと小さくても見映えのするものはたくさんあります。参加者の多い大きな大会では、トロフィーも大きめのものが選ばれる傾向にありますし、芸術分野の表彰では小さめでも高額なものが選ばれることもあります。 

トロフィーは作り方で値段が変化しやすい

手作りすればトロフィー製作に必要な費用が抑えられる一方で、社会的な影響力がある場面では歓迎されにくいです。しっかりした作りのものでないと、贈呈された人はもとより周囲の人びとが主催者側に疑念を抱くきっかけになります。賞を授与されるまでに積み重ねた努力の結果が手作り感満載でなおかつ安っぽく見える一品なら、健闘を称えようとする感情が伝わらないからです。そのため、公の場では手作りのものではなく業者に発注して製作してもらったものが好まれます。

製作を依頼して完成するトロフィーには、作り方に応じた値段が発生します。業者に支払う対価は当然のごとく発生しますが、少しでも安く済ませられる方法はあります。商品それぞれの特性を理解すれば、製作を依頼しようとしている一品にどれだけの費用がかかるのかについて明らかにすることが可能です。

盾状のトロフィーはリーズナブルであることが多く、大量に発注する必要がある場合に効果的です。その形状からして木製であると連想されがちですが、プラスチックを素材として用いられていることがしばしばあります。木製なら素材が高くなりがちである一方、安く仕入れられるプラスチックなら料金も安くなるというわけです。また、プラスチック素材による作り方は年々進歩しているので高品質な一品を手にすることは容易です。手頃に入手できてクオリティも高いので、受け取った人からの心証が良くなります。

ガラスにレーザー加工が施されたトロフィーは決して安くありませんが、綺麗な仕上がりになることが多いです。職人の手によって一つひとつのガラスにレーザー加工を施す作り方がメインになるので、工賃が料金に反映されます。リーズナブルではないにもかかわらず広く流通しているのは、綺麗であることに他なりません。ガラス本来の美しさもさることながら、レーザーによって刻印された文字が見た人に独特の印象を与えてくれます。ビジネスシーンや大人が多く集まる競技会で重宝されることが多いです。

値段が一定ではないトロフィーの種類として、複数のパーツを組み合わせることによって完成するものが挙げられます。縦に長い形に多く見られ、学校行事でよく目にすることができます。つなぎ合わせる部品には価格のランクがあるので、安いものを多く取り入れるとリーズナブルになります。また、高価な部品を多用することによって見栄えを良くすることも容易です。値段の調節がしやすいので、あまり多くの予算を投じられない人から好まれています。

トロフィーの相場

スポーツの大会では、定番のタワー型のスタンダードトロフィーが人気です。だいたい1,000円から5,000円くらいのものがよく選ばれます。音楽や絵画など、芸術分野のコンクール・コンテストでは、5,000円から10,000円くらいのブロンズトロフィーや12,000円くらいのクリスタルトロフィーが相場と言えるでしょう。

トロフィーの注文の流れ

当店では、WEBサイトのホームページからの注文や、店頭での注文を承っています。ここでは、WEBサイトでの注文の流れをご紹介します。

問い合わせフォーム・電話にてご相談

初めてご購入の方は特に、何を選べば良いのか迷ってしまうかと思います。まずは、どんなことでもご相談ください。どんなものが良いのか、またプレートには何を書けば良いのかなど、実績豊富なプロがアドバイスさせて頂きます。ホームページの商品検索よりご自身で希望の商品を見つけられた場合は、サイズや個数を入力しお問い合わせ・無料見積もりに進みます。

担当者からご連絡・商品の確定

お問い合わせ内容を確認し、メールでご連絡いたします。お客様のご要望に合う商品をお選びし、ご注文の商品を確定していきます。

商品の製造

商品を製造します。刻印や名入れも行います。

発送

ご注文後、4~5日でお届けとなります。お急ぎの場合は2~3日でお届け可能な商品もございますので、FAXやお電話にてお急ぎの旨をお伝えください。

トロフィーの製造の流れ

トロフィーはどのようにして製造されるのか、簡単にご紹介します。トロフィーは、色や形、サイズによって工法が異なります。

鋳物

鋳型という、砂でできた型に鉄や銅、銅合金、軽合金などの金属を流し、固めてから取り出す工法です。砂で型を作るため、複雑な形が再現しやすくオリジナリティの高いものを製造できるというメリットがあります。

電気鋳造

金属や石膏などを使った型に銅やニッケルと電着させて作ります。型の段階でデザインを決定しておかなければ、後で削るなどして形を変えることができません。

ダイキャスト

金属鋳造法の1つです。金属の中に溶かした金属を流し入れ圧力を加えて作ります。砂で型を造る鋳物に比べると新しい工法で、大量生産が可能。2000年以降はコンピュータ制御による大型化が一般化し、様々な形のものが製造できるようになりました。

ここでは、トロフィーの価格や相場、作り方についてご紹介しました。トロフィーを選ぶ時は、相場を知っておくと失敗を防ぐために役立ちます。大会の規模や年齢層等を考慮せず、安かったからという理由だけで選ぶと、せっかくの授賞式が盛り上がりに欠けたり、受賞者がガッカリしてしまうことも…。注文に困ってしまった時のためにも、相談に乗ってくれるお店を選びましょう。

トロフィー・優勝カップ制作歴80年を超える宮坂徽章について

トロフィー・優勝カップなどの制作を1940年から続け、今ではすでに80年以上。
トロフィーの自社製造を行う宮坂徽章では、70余年の実績から培った技術で、良い商品をよりお求めやすい値段でご提供しております。
どんなものを選んだらよいか、何を書けばいいかなど、プロがアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。