商品カテゴリー

スタッフ紹介

宮坂忠昌

宮坂忠昌

業界60年の大ベテラン。
特注品やバッチなど製造過程をすべて把握してます。
なんでもご相談ください。

渡邉幸恵

渡邉幸恵(アドバイザー)

お客様のご要望・お気持ちに的確にお応えし敏速にご提案いたします。

天皇杯やウィンブルドン選手権など世界的に有名なトロフィーの数々

日本を含め、歴史的な大会ではトロフィーにもスポットライトが当たることがあります。多くの選手の憧れの象徴となるトロフィーには、実は面白いエピソードもあるかもしれません。ここでは、世界的に有名なトロフィーを、ちょっとした雑学とともにご紹介します。

FIFAワールドカップでは最大の栄誉

FIFAワールドカップの歴史

トロフィーの受賞シーンは多々目にしたことがあるでしょう。歴史ある大会では、トロフィーを手にすることに非常に感銘を受けるほど、その重みを感じるものもあります。その中でも、特に世界的で有名なトロフィーはFIFAワールドカップのトロフィーではないでしょうか。

FIFAワールドカップは、FIFA(国際サッカー連盟)が主催する大会で、幾多もあるサッカー大会の中でも世界最高峰と言われるほど、世界中の注目を集める中それぞれの国が威信をかけて競います。

4年に1度行われるこの大会を、多くの人が待ち望んでいます。1930年より続く歴史ある大会は、回数を重ねすでに20回を超えました。FIFAワールドカップに使用されるトロフィーは、現在3代目のデザインとなり、名だたる彫刻家によって受け継がれてきました。初代は、勝利の女王ニケが十角形のカップを支えるようなデザイン。そして2代目は、シュートを決めて喜ぶ2名の選手が背中を合わせて地球を支えているデザインです。

3代目トロフィーは、2代目のデザインを改良したもので、大きな変化はありませんが、日本にとっては重要な出来事でした。なぜなら、この改良で、はじめてアジアと陸続きとなっていた日本がきちんと独立してデザインされたからです。

FIFAワールドカップの優勝トロフィーは、その歴史から、手にすることが最大の栄誉とされています。あまりに注目を集めすぎて、これまで永久保管されることとなったトロフィーが盗難被害にあい、現在ブラジルに飾られている初代のトロフィーはレプリカになっていることからも、その価値の高さが伺えます。

有名スポーツ大会での贈り物

世界的に有名なトロフィーは、他にもあります。

ウィンブルドン選手権

テニスの四大国際大会の1つ、ウィンブルドン選手権もまた、世界的に有名な大会ですね。四大国際大会の中で唯一、オール・イングランド・ローン・テニス・クラブが運営する大会で、最も歴史が古く他の大会とは別格扱いの格式高さと言われています。唯一、コートが芝生であることも有名です。

このウィンブルドン選手権では、イギリス王室の代表からトロフィーが手渡されます。男子のトロフィーはパイナップルがデザインされたカップ型、女子はローズウォーター・ディッシュと呼ばれるお盆のような形をしたトロフィーで、神話のモチーフが刻まれています。

アメリカズカップ

アメリカズカップは、最高時速80kmにもなるヨットで行うセーリング競技です。1896年に初開催され、その時はイギリスとアメリカで競いました。イギリスが用意したのは14隻でしたが、アメリカはわずか1隻。しかし、圧倒的な勝利をアメリカがおさめたことで、アメリカズカップと名付けられたと言われています。このアメリカズカップのトロフィーは、決まって銀杯が贈られています。

そのほかのスポーツ大会

その他に有名なトロフィーと言えば、ラグビーのワールドカップで贈られるウェブ・エリス・カップ、アメフトのスーパーボールで贈られるヴィンス。ロンバルディ・トロフィー、アイスホッケーのスタンレー・カップなど、有名なトロフィーは多数あります。日本では、天皇杯、内閣総理大臣杯、NHK杯などがとても有名ですね。

大相撲の本場所優勝者へのトロフィー

本場所とは

大相撲は、言わずと知れた日本の国技です。大相撲では大きな大会が多数ありますが、日本

相撲協会の行う興業は本場所と呼ばれます。この本場所は、現在は年6回行われており、こ

こでの成績によって番付が決まります。

本場所が開催されるのは、「一月場所(初場所)」、「三月場所(春場所)」、「五月場所(夏場所)」、「七月場所(名古屋場所)」、「九月場所(秋場所)」、「十一月場所(九州場所)」の6回です。

それ以外の、全国各地で行われる巡業は、番付には関係しませんが、ファンとのコミュニケーションがとれる貴重な場ということもあり、とても人気を集めていますね。

優勝者に贈られる記念品

本場所は現在、1場所15日制となっています。この期間の結果により番付が決まり、昇降や褒賞金が決まります。本場所の最終日には、優勝力士と三賞力士の表彰が行われ、授与シーンではさまざまな杯が贈られます。

これまでに、優勝力士が与えられるトロフィーやカップを見たことがある人は、その量や大きさに驚かれたのではないでしょうか。まず、優勝力士が贈られるのは、天皇賜杯拝載と賞状、優勝旗と賞状、副賞の1000万円、内閣総理大臣杯、優勝額が贈られます。天皇杯は菊花紋章が入った銀製の杯で、なんと29kgもの重さがあります。さらに、内閣総理大臣杯は40kgにもなります。

これだけ大相撲で使用されるトロフィーが大きいのには、理由があります。それだけ、本場所で優勝することは名誉であり、大きな勝利であることを重量と大きさで示しているのです。

ここでは、世界的に有名なトロフィーについてご紹介しました。その競技に携わる人は特に、有名な大会のトロフィーを手にすることが非常に名誉であること、そして憧れであることを実感しているのではないでしょうか。その大会や競技の歴史とともに歩んできたトロフィーの歴史にも、興味深いエピソードはあります。これからスポーツ等の大会を見る時は、ぜひ最後の受賞シーンまで楽しみたいですね。

トロフィー・優勝カップ制作歴80年を超える宮坂徽章について

トロフィー・優勝カップなどの制作を1940年から続け、今ではすでに80年以上。
トロフィーの自社製造を行う宮坂徽章では、70余年の実績から培った技術で、良い商品をよりお求めやすい値段でご提供しております。
どんなものを選んだらよいか、何を書けばいいかなど、プロがアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。