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宮坂忠昌

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渡邉幸恵

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レプリカと本杯の違いとレプリカとトロフィーの選び方

授賞式で目にすることのある、ペナントが沢山ついた大きなトロフィーは、その後どう扱われるのか気になったことはありませんか?「どこで保管されているの?」「返還したら何にも手元に残らないの?」など、気になることは多いですよね。ここでは、トロフィーの扱い方や本杯とレプリカの違い、レプリカの選び方についてご紹介します。

トロフィーの扱いについて

トロフィーには、持ち回りと取り切りという2種類の扱い方があります。言葉を聞いただけではあまりイメージがわかないかもしれませんが、ほとんどの方が実際の受賞シーン等を通して見たことがあるはずです。まずは、この違いについて見てみましょう。

持ち回り

持ち回りのトロフィーは、その大会の優勝者の名前をペナントやプレートに印字・刻印し、次の大会までの期間だけ保管する、比較的大きなトロフィーや優勝カップのことを言います。毎年開催されるような歴史のある大会や、毎回同じメンバーが参加するコンペなどに使用されることが多いです。受賞者は、その功績を名前で残すことができます。

ただし、手にしたトロフィーは次回大会が開催されたタイミングで返却することとなり、手元に長く残るのはレプリカとなります。場合によっては大きすぎるトロフィーの置き場に困ったり、保管方法に悩んだりすることもあり、そういった点はデメリットとも言えるでしょう。

レプリカは、原則持ち回りのトロフィーを返還した時の引き換えとしてもらいます。大きさは様々ですが、持ち回りのトロフィーより小さく保管しやすいサイズのものがほとんどです。

取り切り

取り切りとは、簡単に言えば“持ち回らない”トロフィーのことです。その大会で受賞し、もらったトロフィーはそのまま自分の所有物となります。毎回参加者が入れ替わるような大会やコンペでよく用いられています。

賞杯の種類は大会により様々で、オーソドックスなタワー型のトロフィーや優勝カップ、楯、クリスタルなど色々なものが選ばれる傾向にあります。大きさについて決まりは特にありませんが、持ち回り用のトロフィーよりは小さいサイズが一般的です。

持ち回りよりも取り切りの方が最近はスタンダードになっており、トロフィーとともに副賞や記念品を用意するケースも増えました。受賞者にとっては、持ち回りトロフィーのように“預かる”必要がないため管理や置場所の心配が要らないことが大きなメリットです。一方で、その大会当日にならなければ受賞者の名前は分からないため、トロフィーには大会名や日時、場所等の情報しか刻印することができません。受賞者の名前やスコアまでは刻印として残らないのがデメリットと言えるでしょう。

本杯とレプリカの違い

それでは、本杯とレプリカの違いについても見てみましょう。

本杯は、持ち回りのトロフィーとして使用され、大会の開催ごとに前大会の優勝者から返還されます。つまり、大会ごとに優勝者のもとを渡り歩き管理されているものです。大きくて遠くからでも見映えするほどのものが多く、優勝者の名前はペナントに記載されたりプレートに刻印されたりします。大会の開催数が多くなればなるにつれ、ペナントの数やプレートに印字された人の数が増えていき、その歴史を感じることができます。

一方、レプリカは本杯を返還した時に代わりにもらう賞杯です。本杯は返還したら手元に何も残らなくなるため、こうして小さめの賞杯を渡すのが通例となっています。レプリカには、その大会名や順位、場所、日付、自分の名前やスコア等が刻印されるのが一般的で、思い出に残るものとなります。

なお、刻印についてはあくまでも主催者側の決定によるものですが、ほとんどの場合刻印した状態で手渡されます。この刻印があるのとないのとでは印象が大きく異なり、当然ですがある方が喜ばれます。

レプリカの選び方

デザイン

レプリカに用いられるトロフィーのデザインや素材は様々です。一般的なタワー型のトロフィーをはじめ、優勝カップやブロンズトロフィー、クリスタルトロフィー、楯など、たくさんの選択肢の中から選ぶこととなります。近年はオリジナリティ溢れるデザインやおしゃれなデザインも豊富で、特に大会にちなんだモチーフやロゴなどがデザインされたものもよく選ばれます。文字彫刻プレートには、優勝者の氏名や大会名、日付、場所、スコアなどを刻印するのが一般的です。

サイズ

持ち回りのトロフィーは両手で抱えるほど大きなものも珍しくありませんが、レプリカの場合は持ち回り用よりも小さく、取り切り用として用いられるものとあまり変わらない大きさのものが選ばれやすいです。

価格

価格も、デザインやサイズと同様に厳しい決まりなどはありません。だいたいの目安としては、3,000円~5,000円の範囲内で選ばれることが多いようです。トロフィーの中にはもっと安価なものもありますが、明らかに安物だと分かるものは受賞者をがっかりさせてしまう可能性もあるため、上記の価格帯くらいが無難でしょう。

レプリカに刻印は必要?

先程も触れましたが、レプリカの刻印は特別な事情がない限り行った方が良いです。刻印がなければ、どの大会で何をしたのか分からず、記念品として寂しい印象になってしまいます。人によっては、手を抜かれたと感じてしまうかもしれません。

たかが刻印かと思われるかもしれませんが、刻印がある状態とない状態とでは、トロフィーの見た目や印象が大違いです。実際に、レプリカをご注文の方のほとんどが刻印を申し込んでいます。

受賞者にとっては、優れた成績を残し優勝という快挙を成し遂げたことを誇りに思うことでしょう。そんな素晴らしい日の出来事を、トロフィーを見て思い出してもらうためにも、刻印は強くお勧めします。

レプリカにおすすめの商品

それでは、当店のトロフィーの中から、レプリカにおすすめの商品をご紹介します。

銀色カップ

装飾が華やかで見映えのする優勝カップです。カップの口径が広く、高さはあまりなくても大きさを感じられます。サイズのバリエーションもあるため、大会の規模などから適切なものを選びやすいのも特徴です。

銀色カップの詳細はこちら

ブロンズトロフィー

ブラックゼブラ大理石と美しいフォルムによって、調度品のような落ち着いた印象があるブロンズトロフィーです。派手すぎず、自宅に長く飾っておきやすい点が魅力。スポーツのみならず、芸術分野の受賞にもマッチします。

ブロンズトロフィーの詳細はこちら

本格彫刻クリスタルトロフィー

予算に余裕があるようなら、クリスタルトロフィーもおすすめです。光学ガラスが使われたものはずっしりと重みがあります。アクリル製は軽くリーズナブルですが透明度は高く美しいため、予算に応じて選ばれるのも良いでしょう。

本格彫刻クリスタルトロフィーの詳細はこちら

今回は、本杯とレプリカの違いやレプリカの選び方についてご紹介しました。近年は持ち回りのトロフィーを扱う機会が少なくなってきているものの、長く続く大会やコンペ等では大事にされているのも事実です。レプリカを用意する際は、今回ご紹介した内容を参考にしてみてくださいね。

トロフィー・優勝カップ制作歴80年を超える宮坂徽章について

トロフィー・優勝カップなどの制作を1940年から続け、今ではすでに80年以上。
トロフィーの自社製造を行う宮坂徽章では、70余年の実績から培った技術で、良い商品をよりお求めやすい値段でご提供しております。
どんなものを選んだらよいか、何を書けばいいかなど、プロがアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。