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トロフィーの歴史や起源とは?

スポーツや芸術など、優れた成績を残した人に贈られるトロフィーは、いつ頃から生まれたものなのでしょうか。トロフィーの起源はどこにあり、どう発展していったのでしょうか。今回は、そんなトロフィーの歴史にまつわるお話をご紹介していきます。

トロフィーの歴史と起源

それでは、まずトロフィーの歴史とはじまりのお話です。

トロフィーの起源

トロフィーの起源は、古代ギリシャまで遡ります。この頃、ギリシャでは戦利品のことを「トロフィー」と呼んでいたそうです。紀元前の硬貨を見ると、その硬貨には女神が戦利品の甲冑(かっちゅう)を手にしています。この甲冑に銘文を刻もうとしている姿から、やはり古代では戦利品を勝利の証しとして贈られていたことがわかります。

こうした習慣が起源となり、現在へと形を変え発展してきました。その呼び名は今も同じで、勝者に贈られるものという意味で「トロフィー」という言葉が受け継がれています。

トロフィーが戦利品そのものから今のような形になったのは、その文化が広まり現代まで発展してきたからです。古代ギリシャ人の、トロフィーの起源とされる習慣はやがてタワー状のものへと変化したと言われています。そして、やがてその習慣がローマに伝わると、手に持てるものへと変化しました。

こうして世界規模でトロフィーが広まるようになってからは、手に持てる形のものが一般的となりました。現代のトロフィーの形は、起源であるギリシャのタワー状のものの面影を残しているとも言われています。

トロフィーの歴史

さて、古代ギリシャが起源とされるトロフィーですが、日本ではいつからどのように広まっていったのでしょうか。もともと、古代ギリシャの習慣がローマへと伝わり、世界に広まっていったことはご紹介しました。

日本で実際にトロフィーを贈る習慣が広まっていったのは、第二次世界大戦以降だとする説が有力です。戦後の日本は、段々と様々なスポーツを楽しむ人が増えて、大会なども盛んに行われるようになっていきます。

野球やサッカー、大相撲、ボーリングなど、それぞれのスポーツが発展し、大会や競技会の数も増えていきます。そこで、トロフィーの需要が高まり、一気に広まったとされています。主にスポーツにおいて勝者となった人へトロフィーが贈られることが一般化し、現代ではトロフィー以外のものも扱われるようになりました。

その大きなきっかけが、東京オリンピックだと言われています。トロフィーの他にも、この頃にはメダルや優勝カップなどを贈る文化も広まりをみせ始めました。

近年では、トロフィーの材質のバリエーションも増え、個性的な形や様々な大きさなど、トロフィーの種類は数えきれないほど豊富にあります。クリスタルやアクリルなどの素材も使われるようになりましたが、やはり今でもトロフィーを贈る習慣は受け継がれています。

そもそも優勝カップとトロフィーはどう違う?

優勝カップは、見た目の違いからトロフィーと区別しやすいですよね。優勝カップもまた、トロフィーと同じく古代ギリシャが起源とされています。戦争によって倒した敵の兵士の頭蓋骨を持ち帰り作ったのが、最古の優勝カップだという説があり、そこから現在の優勝カップへと発展していったようです。

当初はシンプルなカップを作るだけの文化だったものが、次第に金属や宝石で装飾されるようになり、そのカップにお酒を入れてふるまったとも言われています。

トロフィーは台座の上にタワー型のモチーフが乗るものが一般的です。そもそも、トロフィーの本来の意味からすると、優勝カップもトロフィーの一部に含まれ、どちらも勝利や栄誉を称えて贈られるものに違いはありません。その形によって、タワー型のものをトロフィー、カップ型のものを優勝カップと区別しています。

なぜ勝者にトロフィーが渡されるようになったのか

トロフィーも、優勝カップも、その起源は古代ギリシャにあります。戦争で勝ち戦利品や敵兵の頭蓋骨を持ち帰ったことが勝利の証しとなり、勝者にはその栄誉を称えるために贈り物を与えたりお酒をカップに注いで振る舞うことが起源とされています。

トロフィーは、もともと手に持てる形ではなかったと言われています。戦争では勝利した側が戦場に樫の幹を立てて戦利品を飾る習慣があったそうですが、これがやがて柱に変わり、今のような手に持てる形へと進化したものだと言われています。

やがて、時代の流れとともにトロフィーや優勝カップは勝利や栄誉を称えるために贈られるものという意味が残って伝わり、現代においてはスポーツや芸術などの分野で優れた成績をおさめた人に贈られるようになりました。

トロフィーの種類

今現在、よく選ばれているトロフィーの種類についてご紹介します。

スポーツ大会やゴルフコンペでよく使用されるもの

スポーツ大会やゴルフコンペでは、優勝カップや羽のようなデザインのトロフィーがよく選ばれる傾向にあります。ゴルフコンペであれば、ゴルフボールなどゴルフを象徴するデザインのトロフィーも一般的です。このように、スポーツであれば定番の形のものに限らず、その競技にマッチする形のトロフィーも人気が高いです。スポーツ関連のトロフィーは非常に種類が豊富ですので、用意する場合はまず先にショップのラインナップの中から調べてみてもよいでしょう。

記念品や各種イベントでよく使用されるもの

一方、記念品や各種イベントでは、楯やオリジナルメダルが取り付けられたものなどもよく使われています。記念品としては、チームのロゴが入ったマグカップや、写真立てとしても使える楯なども喜ばれます。

実際、トロフィーはスポーツや社内表彰など勝ち負けが決まる場面に限らず、記念品などとして使われることも珍しくありません。勝者や功労者の栄誉を称えるものとして選ぶ際、何がふさわしいのか悩んでしまう方もいるかもしれませんが、トロフィーでなければならない、優勝カップでなければならないなど、厳格な決まりはありません。その時々に応じてふさわしいものを選びましょう。

トロフィー購入のお店選びのポイント

イベントや大会などの主催者として、トロフィーを準備することとなった場合、ショップ選びが重要です。後悔しないためにも、事前にどのようなお店がよいのか見ておきましょう。

気軽に相談ができるお店

トロフィーの注文に慣れている人は、そう多くありません。おそらく、きっと多くの方が始めてで、注文時に何をどう選べばよいのか悩んだり、困ってしまうのではないでしょうか。そのため、丁寧な対応で気軽に相談できるようなお店がおすすめです。

トロフィーを扱う実店舗に直接通える環境にあれば別ですが、多くの場合通販等を利用して購入することとなるでしょう。通販だと、聞きたくても聞けない、聞きにくいと思われるかもしれません。しかし、通販でも問い合わせフォームや問い合わせ用の電話番号から連絡をとることが可能です。

具体的に、どのような場面でトロフィーが必要なのか、予算はどのくらいなのかなど、情報を共有しながら選ぶと、ミスマッチを防ぐことができ、始めてのトロフィー選びも失敗しにくくなるでしょう。

営業年数が長く実績があるお店

営業年数が長ければ、それだけ実績も豊富で多くの方から支持されていることが分かります。適切なアドバイスは長年の経験や知識に基づいて行ってもらえるという、安心感もあるでしょう。

インターネット通販であれば、実際の購入者の口コミなども参考にして、選んでみてはいかがでしょうか。

ここでは、トロフィーの起源や歴史、トロフィーと優勝カップの違いなどをご紹介しました。何となく目にしている表彰シーンも、こうした歴史を知ると面白味が増しますね。トロフィー選びは、その大会やコンペ等に適したものを用意する必要があります。選び方に迷った時は、気軽に相談できるような丁寧で実績のあるショップを選びましょう。

トロフィー・優勝カップ制作歴80年を超える宮坂徽章について

トロフィー・優勝カップなどの制作を1940年から続け、今ではすでに80年以上。
トロフィーの自社製造を行う宮坂徽章では、70余年の実績から培った技術で、良い商品をよりお求めやすい値段でご提供しております。
どんなものを選んだらよいか、何を書けばいいかなど、プロがアドバイスいたしますのでお気軽にご相談ください。