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宮坂忠昌

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社章のデザインと制作の流れを解説!

社章は、デザインによって見た目が変わるのは当然ですが、仕上げの方法によっては同じデザインでも印象がガラッと変わります。制作にあたり、デザインや仕上げ以外にも選択しなければならないことがいくつかあるため、事前に確認しておくと効率的。ここでは、社章の制作の流れや仕上げについて、その他知っておくべきポイントをご紹介していきます。

社章とロゴマークはどう違うのか

まず、社章のデザインについて考える必要があります。社章と、ロゴマークについて混乱することがあるかもしれませんので、先に見ておきましょう。そもそも、ロゴマークは和製英語で、社名などをデザインした「ロゴタイプ」がそのままシンボルマークとして使われることがあることから、そう呼ばれるようになったと言われています。

一方、社章は、ロゴマークがそのまま使われることもあれば、ロゴマークをベースとして何らかのデザインが施されることもありますし、ロゴマークは使わずシンボルマークだけ、あるいは全く新しいデザインが採用されることもあります。

多くの場合、オリジナルロゴマークやシンボルマークが既にある場合は、それらのデザインが社章に用いられることもありますが、それとは別に社名の頭文字などが使われることもあります。

社章制作の流れ

それでは、実際に社章を作っていく際の流れを見ておきましょう。

社章のデザインを決める

社章を制作することとなったら、製作してくれる会社に問い合わせを行います。見積もりを出してもらう前の段階で、決めておかなければならない点がいくつかあります。当然、デザインもその1つで、どのようなデザインを採用するのか考えておきましょう。先程ご紹介したように、既にオリジナルのロゴやシンボルマーク、ロゴマークがあるのであれば、そちらをそのままデザインに採用することもありますし、ない場合などは新たに作ることもあります。

社章の仕上げ方法を選ぶ

デザインが決まったら、次は仕上げの方法を選びます。仕上げ方法は様々で、その方法により印象や価格は変わってきます。

研ぎエポ仕上げ

色にこだわりたい場合、おすすめの仕上げ方法です。デザイン通りの色が再現でき、仕上がりもとても美しいのが特徴。実際に、多くの社章の仕上げ方法に選ばれています。本エポ仕上げ、または疑似七宝とも呼ばれ、 デザインにより凹凸がある場合とフラットになる場合とがあります。

金、銀、銅メッキ仕上げ

金属色のメッキ仕上げのみで表現する方法で、マークや文字の部分を凸面で鏡面にし、土台となる凹んだ部分をつや消し加工するデザインが人気です。単色の仕上がりにはなりますが、凸面と凹面のコントラストが美しく、役職等で色分けすることもできます。

ダムシン仕上げ

金・銀メッキ色と、黒色のコントラストが特徴的な仕上げ方法です。黒色は金や銀との相性が良いため、大人っぽいシックな仕上がりになります。もともとは漆上げで作られており高価でしたが、現在は黒色ラッカーの使用が主流。比較的リーズナブルなものが多いです。

サイズを決める

デザインの一部にもなるかもしれませんが、サイズの詳細も決めていきます。まずは円形、楕円形、正方形、長方形などの形から決めていき、その後大きさを指定します。

  • 円形…定番は13mm。12mmや14mmも人気です。
  • 楕円形…横幅18mmが定番。20mm以上となると、かなり大きいため注意が必要です。
  • 正方形…1辺12mmが定番。11mm~14mmまでが特に人気です。
  • 長方形…横幅20mmまでが定番ですが、縦幅によっては大きい印象になることもあります。

裏金具や留め具を決める

社章を固定するための留め具は、ジャケットのフラワーホールの有無などによって適したものとそうでないものがあります。会社員用の社章の定番は、細い針が付いているタイタック式。女性でも使いやすく便利です。

社章の裏金具や留め具についての詳しい内容は、以下のページを参考にしてみてください。

詳しくはこちらからチェック

社章の選び方のポイント

最後に、社章を選ぶ際のポイントについてです。

社章の選び方

社章は、自分の属する会社や団体独自のシンボルで、他に同じものはありません。特に、企業や会社の場合は、ビジネスシーンで信頼や安心を得る一歩にもなる大事なものです。

社章を制作する際、様々な選択を行うこととなります。デザインの決定はもちろん、仕上げや裏金具、留め具、サイズといったように、これらの要素がほんの少し違うだけで、印象が大きく異なる可能性があることを踏まえて選びましょう。

選ぶときの注意点

社章を身に付ける人はどのような場面で使うのか、どんな年齢層なのか、など、目的や用途に応じたものを選びましょう。会社の社章であれば、長く使い続けられるかどうかも大事なポイントとなります。

社章制作を依頼する時は、丁寧に打ち合わせに応じてくれるところや、実績の豊富なところがおすすめです。業者によって、サンプル制作の可否や納期の目安などは異なるため、事前にしっかりと確認されることをおすすめします。

ここでは、社章の制作の流れについてご紹介しました。一度作ったら長きにわたり愛用することとなると予想される社章は、ずっと使い続けられるよう納得のいく仕上がりにしたいものですね。今回ご紹介した内容を参考に、ぜひ自慢のできる社章を作ってみてくださいね。

トロフィー・優勝カップ制作歴80年を超える宮坂徽章について

トロフィー・優勝カップなどの制作を1940年から続け、今ではすでに80年以上。
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