野球大会のトロフィーについて
野球大会のトロフィーについて
野球は、スポーツ少年団をはじめとして中学、高校、大学、社会人、地域のサークルなどありとあらゆる年代で行われている、言わずと知れた人気スポーツです。プロを目指して行っている方もいれば、趣味として楽しまれている方もいることでしょう。これだけ多くの競技人口がいるスポーツですから、大会の規模や性格、参加選手の年代なども様々です。
そのため、各地で大小様々な野球大会が開催されています。特に、地域の大会やサークルなどでは、主催者側になることもあるのではないでしょうか。そんな時に多くの方の頭を悩ませるのがトロフィーや優勝カップの準備です。新たに行われる大会などでは特に、どのようなものが良いのか悩んでしまうかもしれません。
そんな時に知っておきたい選び方のポイントがあります。まず、初めて準備する際にはそのトロフィーや優勝カップを今後持ち回りにするかどうかを考えなければなりません。その大会が定期的に必ず行われるものであれば持ち回りにすることで次の回から準備する必要がなくなります。また、持ち回りにすると回を重ねるごとに大会の伝統というものが感じられるようになるというメリットもあります。高校野球では、前年の優勝チームが優勝旗や優勝カップを返還する場面が印象的です。一つのトロフィーや優勝カップを巡って競い合うことで、大会優勝へのモチベーションが高まり、団結力が強くなるという効果も期待できます。
しかし、持ち回りにはデメリットもあり、受け取った側が次の大会まで保管する義務が発生するという点があげられます。学校や集会所など公共の場所で保管できれば誰にも負担がかかりませんが、個人の家で次の年まで必ず保管しなければならないという場合は、それを負担に感じる方もいます。大会の種類や参加チームの性質を考慮する必要がある方法と言えるでしょう。
その点、どんな大会でも気軽に採用することができるのが渡し切りの方法です。大会のたびにその都度トロフィーを用意し、渡して終了というこの方法であれば、毎回準備する手間はかかりますが、受け取った側に負担をかけることはありません。優勝の証をいつまでも自分の手元に置いておけるのも嬉しいポイントです。
また、トロフィー・優勝カップ選びのポイントとしては、持ち回りの場合は大きさを重視すると良いでしょう。大勢の前で表彰された際に映えるよう大きめのタイプを選ぶのがおすすめです。大会が長く続けば、優勝チームを記したペナントも増えていきます。ペナントの数に負けない存在感のあるものを選びましょう。
渡し切りの場合は、主催者のセンスや個性を毎回存分に発揮することができます。その都度デザインを自由に変えることもできるのも魅力です。参加する選手側にとっても、今回のトロフィーはどんなデザインだろうと楽しみが一つ増えるのではないでしょうか。