イベントの記念にオーダーメイドのトロフィーを
イベントの記念にオーダーメイドのトロフィーを
野球・サッカー・ゴルフなどのスポーツだけでなく、音楽や文芸などのコンクールでも、優勝者を称えるトロフィー授与は、大会をおおいに盛り上げてくれます。大きな競技会はもちろん、会社や学校から町内会の催しまで、そのイベントにふさわしいトロフィーは、貰った人にとって最高の記念品になるでしょう。商品としては数限りない種類が販売されているので、それらの中から選んでも良いのですが、デザインにこだわるならオーダーメイドの品を注文する方法もあります。
もともとトロフィーは、戦争で敵から奪った旗や鎧などの戦利品を指し、「敵の敗北を記念する」という意味のギリシャ語が語源と言われています。今日では優勝カップや優勝盾なども含まれますし、ハンターが鹿の角や獣の頭部を壁に飾るのも、戦利品という意味では同じです。また本来の使用法とは少し異なりますが、コンピュータゲームで好成績を残した人が、ゲーム内で授与される称号を指す場合もあります。いずれも優れた功績を記念する意味があります。
従来の伝統的なトロフィーはカップ型が主流でした。しかし昨今では、極めて多様なデザインが行なわれるようになっています。女神が地球を支える形の彫像は、サッカーの世界大会で誰もが知っているデザインですが、制作した彫刻家への報酬はゼロでした。そのかわり、採用が決まった後は世界中のスポーツ団体から依頼が来たと言われています。優れたデザインの記念品は、スポーツ大会の価値を高めるとさえ言えるでしょう。
トロフィーのデザインは、イベントの趣旨に見合うものでなければなりません。そのスポーツや芸術のイメージに合ったデザインなら、受賞の感動はさらに深くなるでしょう。また受賞者に与えられる称号、主催者の伝えたいこと、観客に対する見栄えなども、デザインにおいて考慮すべき要素です。たとえば大きな会場で授与するなら、よく目立つように大きな記念品を選ぶのがセオリーです。これらはオーダーメイドで制作する理由のひとつになります。
材質にも気を配る必要があります。よく使用されるのは真鍮で、金色に輝いて見栄えがよく、メッキやエッチング加工も施せます。アルミは錆びにくく、アクリルは軽く、クリスタルガラスは光の反射が美しいという特徴があります。もちろん授与する数を考え、コストも計算しなければなりません。それぞれの性質を踏まえて、オーダーメイドで最適なトロフィーを制作することをお勧めします。